2007年10月 6日 (土)

上野鈴本大盛況 主任柳家小三治師

味スタに13時頃着。約束していた高校時代の同級生I氏から電話、コンコースで立ち話。数年前にパリで会って以来。東京のファンなことは知っていたのだが、ようやくスタジアムで会えた。いろいろ仕事が大変そう。奥様にもご挨拶。息子さんなど家族で来ているのだ。ご長男は大学受験だとか。パリで会ったときには小さな子供だったのに、早いなあ。今度またゆっくり会うことにして別れる。試合は勝って万々歳。急いで上野へ。今日は鈴本で落語を見るのだ。入ったら、満員近い。最期には立ち見も出る盛況。こんなのはじめてだ。

柳家さん弥 野ざらし 

ホンキートンク 漫才

柳家〆治 松竹梅

柳家福治 町内の若い衆

ダーク広和 手品

橘家文左衛門 千早振る 相撲の時事ネタを少し乱暴に使ったり。落ちを後に出る菊之丞に任せると言って高座を降りたり、キャラクターをよく出していた。真打ちになってはじめて見たけれど、もう少し迫力が欲しい。

古今亭菊之丞 片棒 狂躁的な次男の弔い一本にした演出。いっそ爽快。この演出だと当然タイトルになっている落ちは使えないので、下げは「こんな息子を育ててしまって本当に後悔してるよ、へへん後の祭りだ」、というものにしていた。すべてについて満足。見事でした。

中入り

鏡味千三郎社中 大神楽

柳家三三 権助提灯 相変わらず安定しています。そこはかとない色気があっていい。

林家正楽 紙切り

柳家小三治 うどん屋 なんでもない短い話をたっぷりと聞かせる話にしてしまう。さすがです。枕で日米フィギュアスケートの話に拘っていたのが妙におかしかった。村主章枝を気に入っていて、寄席に出したいという話には爆笑。

満足満足。楽しい芝居でした。あっという間の三時間ですよ。毎日でも来たかったけれど、明日以降は無理なんだよなあ。十月上席は十日まで。小三治師は8日は休演、代演は金原亭伯楽師。三三師は十日休演。鈴本演芸場

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